パスタの人気投票をしたら、たぶん3本の指に入るカルボナーラ。 生クリームを使うのは邪道である、との意見もありますが、 耳が遠くなってきたので、聞こえません。
入れます。たっぷり。
塩味はベーコン、塩豚がある人は塩豚、 ローマに近い人はグアンチャーレで(高島屋デパートにも売ってます)。
さて、しょっぱい豚の脂と生クリームを一緒に煮詰めて、
パスタを投入した状態を想像してください。
濃厚でおいしそう。でも、何かが足りないような。
そうです、これがなくては、きっとフォークが進まない。 絶対不可欠なのは、冷え冷え白ワインでも、
意外と合う黒ビールでもなく、キレものの黒胡椒です。
胡椒は、ぜひ、粒を挽いていただきたい。ラーメン胡椒はNGです。
挽きたては、香りが格段に違うので、粒の黒胡椒を「これでもか!」と粗挽きで。
お皿の上が真っ黒になるくらいが、僕のカルボナーラの正解です。
この真っ黒な状態がイタリア語のカルボナーラの語源、 英語ではカーボンのこと。墨、炭素という意味です。 領収書の複写とか、鉛筆の芯とか、意外と身近なカーボンくん。
豪語しておきながら、 今日はカラスミパウダーとカイエンペッパーで オレンジにしてしまいました。
我が道を行く、、、、。
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